暦は11月も半ばを過ぎ、都会では気温が下がって入るものの今年の冬は暖冬とも言われておりますが、ここは沖縄。
まだまだ、昼間は半袖でも汗ばむほどの暑さ。
車内ではエアコンも効いているでしょう。
さて、そんなまだまだ暑い沖縄ですが、今回は表題の通り、今テレビのCMでも多く流れております「自動ブレーキ」についてです。
そもそも本当の名称は?
今でこそ、どのメーカーでもどんな車種にでも付いている機能(オプションの場合もあり)ですが、各メーカーで呼び名が違うんです。
ちょっと一覧にしてみました。
メーカー | 名称 |
---|---|
日産 | エマージェンシーブレーキ インテリジェントブレーキアシスト |
ダイハツ | スマートアシスト1・2 |
スズキ | デュアルカメラブレーキサポート |
スバル | アイサイト |
三菱 | 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム |
マツダ | i-ACTIVSENSE |
と、ちょっと調べて見ただけでもこれだけありました。
よくよく見てみると、自動ブレーキだけの名称と、その他の様々な安全性能装置があるようで、それぞれに名称があるのでこれはこれでまたややこしかったです。
で、本題。
先ほどの自動ブレーキ装置など、ここ数年で日本車のみならず海外の車でもこのような装置がついていますが、この装置の目的はもちろん「安全運転・事故防止」ということが目的です。
そこで、「本当にこの装置で事故などが減るのだろうか?」という考えから調べてみたところ総務省のサイトにその答えがありました。
法令違反別死亡事故発・件数と致死率推移、法令違反別死亡事故発・件数(平成24年)
上のグラフを見てみると死亡事故、致死率が下がっているのがわかります(※左の折れ線グラフ)
また、その要因として一番多かったのが【漫然運転】と【脇見運転】になっています。(※右の円グラフ)
円グラフの55%が安全運転義務違反ということから、日夜起こっている交通事故などの2件に1件は、運転中のちょっとした不注意によることだということがわかります。
この事から、ここ数年各自動車メーカーが取り組んでいる【自動安全装置類】の重要性と、その目的がはっきりと分かりました。
自動ブレーキなどの装置が、全ての車に装備されれば、上のグラフにある55%の大半が防げるということ。これは本当にすごいです。
さらに進化していくITS
自動ブレーキなども【ITS】という「ntelligent Transport Systems:高度道路交通システム」というシステムの一つのようで、このITSの目指している道路社会が上の画像にまとめられています。
未然に事故などを防ぐだけではなく、その他の緊急時の案内や、渋滞情報、または駐車場情報などがネットを通じて様々な端末へと配信されることにより、より便利に、より快適・安全な道路社会を目指しているということのようです。
まだまだ、自動ブレーキはその始まりに過ぎず、現在では国産では日産をはじめとした「自動運転自動車」なども世界の自動車メーカーはもちろん、IT企業であるGoogleやAppleなども開発を進めているようです。
最新記事 by 株式会社ザップス (全て見る)
- ヘッドライト研磨&蒸着 - 2023年11月29日
- マイクロリペア - 2023年11月29日
- マイクロリペア - 2023年11月29日
- ヘッドライト研磨&蒸着 - 2023年11月29日
- 断熱フイルム - 2023年11月28日